たわごとノート

マエテツのブログです。本、音楽、マンガ、映画の感想、雑記など。

sabbat X12 pro 独立インナーイヤー型 イヤホンを買ったぞ!

独立したインナーイヤーを求めて

独立型の開放型のイヤホンというと、探してみると Air podsの類しかありません。通称「耳からうどん」。

耳からうどん



うどん



実はうどんをほしくてずっと調べていたのですが、「え、うどんって音量調節イヤホン側からできないの!?」ということを知り、音量調節ができて独立型のイヤホンであるものを探していたところ、sabbat を見つけた次第です。

ちなみにうどんは奥さんが持っているので使わせてもらいながら、その違いを比べてレビューしたいと思います。

Amazonで購入(本当にsabbatがくるのか?)

調べてみて不安だったのは、本当にsabbatのイヤホンがくるのかという点でした。
基本的にsabbatは中国メーカーのもののようで、類似品が結構あるのと、販売者が多数いてどれがどれだかわかりません。

レビューの多さと、sabbatが来たという内容のものが多く、おそらく間違いなかろうと思いチョイス。通常は8,000円強ぐらいで販売していますが、10%オフも合わせて5,000円強ぐらいで買いました。
ちなみに、ネット情報を漁ってみるとsabbatもsenzerも同一工場で生産してるものなのかな?という感じです。まったくソースはありませんが。
sabbatは鹿のマーク、senzerはSみたいなマークですね。

開封の儀



外箱にはイヤホンと写真が



エンボス加工っぽい分厚い髪質の箱
これ、YouTubeのレビューでもみたぞ!



入ってる!!※説明書も入っていましたが飛ばしました。



ウオー!!インナーイヤー!!

来てました。sabbatでした。
一安心です。さっそくiPhoneと繋げるぞ!!

ペアリング

ペアリングが割と簡単だとのことですが、どんな感じなのでしょうか。
まずは、iPhoneを設定画面にしてからBluetoothの接続画面までいきます。

イヤホンを一旦ケースにしまって充電があることを確認してから、取り出すと…


ペアリング開始。検索のところに「sabbat X12pro」が出てきます。(「sabbat X12pro-R」も出てくるがこれではないらしい)


ポチ


ドジャーン!!楽勝!!

ペアリングは余裕で楽勝でした。これで聴くことができます。

ちなみに…

ペアリングをすると、イヤホンのバッテリー残量もちゃんと表示されるようです。

実聴!!

さて、どんなことができるでしょう?

もうコレでほぼ言ってるかんじ感じですね。
Amazonの商品ページにありました。

再生、停止、曲送り、曲戻しはもちろんのこと、重要なのは音量調節。
コレができるのが素晴らしい。

全ての機能が、ボタンとなっている鹿のマークを押すことで完結します。カンタンですね。

ボタンでできること

  1. 再生
  2. 停止
  3. 曲送り
  4. 曲戻し
  5. 音量増
  6. 音量減
  7. Siri
  8. 電源オンオフ

マイクも付いているとのことで通話は可能のようです。
Siri機能については、iPhoneのホームボタンを押すよりも時間がかかります。
(イヤホン側で短い通知音が鳴った後にSiriの起動音が鳴って話しかけるため間がある)

ですが、Siri機能もマイクを使って可能でした。

実聴!!

良くはない。
好意的にみても普通です。

Air Podsとくらべるとのっぺりした印象。すこしくぐもった感もあり、シャカシャカ感は強い。
比べてみると、Air Podsは音質的にはかなり優秀なんですね、と思います。
AirPodsのほうが低音の音が強調されている、というか、ベース部分がしっかり聴こえていながら、他の楽器ややボイスの音がしっかりクリアに聞こえます。
そもそもAir PodsiPhoneに付属のイヤホンに比べて全然悪くないよね!という印象だったのですが、しっかりしてるんですねと見直しました。

sabbat x12は音質的には普通のイヤホン。音楽が聞こえます。最大の難点といえば難点。

とはいえ、これは慣れだと思います。

音楽にとって、音質というのはある場所では最重要になるものなのですが、「良ければいいけど、悪くなけりゃ大丈夫だよ」という状況はあります。

昔家にあった安物のラジカセで食い入るように自分の好きな音楽を貪っていたというような経験をお持ちの方は、そこに重要なのは音質ではなく、音楽を得るという体験だったことを知っているはずですね。

Air Podsほど良くはないけど、悪くもない。少なくとも、プチプチ音が途切れたり雑音が入るようなことはありません。それを踏まえた上で、ガジェットとしてどう扱うかということになりそうです。

使い勝手

落ちないの?

落ちません!
普通にAir Podsつけるのと変わらないくらい落ちません!

ひとの耳によると思いますが、耳栓型イヤホンのカナル型と比べて、BOSEAir Podsのような開放型イヤホンインナーイヤー型
は、落ちやすいことが懸念されますが、iPhone付属のイヤホン着けれてるなら落ちません。

※補足
その後、ジョギング中には落ちました。ジョギングをする際には付属のパッドをつけること推奨です。つけ外しがめんどくさいが。


線がないとどう?

線がないのめっちゃいい!

コードレスの良さはこれかー!という感じです。
家ではもうコードレスのスピーカーを愛用しており、それがあるからコードレスイヤホンをゲットしたわけですが、期待通りです


ジョギングに使おうかと思っているので、その時の使用感はまた変わるが知れませんが、コードなしだと充電の穴にぶっ刺してないので、ポケットに入れてしゃがんだ時にiPhoneの穴がぶっ壊れねーかと思うことが解消されましたし、10メートルくらいは繋がってるので結構自由になります。
最大のメリットと言えるでしょう。

絡まったイヤホンをほどくあの地味な知恵の輪はもうさよなら…

ただ、独立型のワイヤレスイヤホン全てに言えることですが、ケースにしまうのはすこしめんどくさいです。絡まりを解くのに比べれば余裕なのですがめんどくさいです。

操作感

上記の、再生停止送り音量上げがあるのはやはりいいですね。
Air Podsを試しに使った時の残念な点として、音量調節ができないというのがありました。
Air Podsは、ダブルタップでなにができるか?を[再生/停止・曲送り・戻し・Siri]の中から一つだけしか割り当てられない(左右ごと)のですが、
sabbatは全部できます

これはかなり強みです。

こういうことができるインナーイヤーイヤホンだと、BOSEのイヤホンでしょうがアレは高いからね…。

逆にいうとAppleがタップ数によりその辺りの調整機能を増加することができるなら、それが一番ベストなのかも…!?(Air Podsも高いが)


作りはどう?


ちゃちいです

これもAir Podsと比較してになりますが、比べてみるとプラスチックという感じがします。これもAir Podsはさすがだなー、と思うところですね。
ただ、それ単体で見たとしたら特に気になるものではありません。

電池の持ちは?


とくに悪くありません

イヤホン本体で6時間、ケース含むと30時間とのこと。今のところ気になりません。通勤時間とか移動時間に使っているので、すぐケースにしまいます。なので、どちらかというとケースの充電に気を使うことになるのかなーと漠然と思っております。

遅延など?


すこし遅れがあります。

ブルートゥースの宿命でしょうか。
あとたまーに一日か二日に一回ぐらい片側が一瞬音声が途切れることがあります。この辺りはAir Podsではあまり経験がなかった(そもそもそんなには使ってないが)ので、傾向として、sabbatのほうが起こりやすいのではないでしょうか。
ブツブツと何度も途切れることはないので、許容範囲内でした。

総括

sabbat x12 Proは、ブルートゥース独立型のエントリーモデルとしていいのでは、という感じです。

ワイヤレスの独立インナーイヤー型では、結構選択肢が限られているので、値段との折り合いで考えると、まあこれでもっといいものに行くか、インナーイヤーワイヤレスは諦めるか、このまま留まるかを選ぶのも良いでしょう。

独立してなくてもいいならAmazonにたくさんコントローラー付きのモデルでear podsのような形はありますが。

ともあれガジェットとして便利なのでしばらく使うことになりそうです。